- 2023.09.29
10月は、28日(土)が13時までの診療となっております。ご了承下さい。
- 2023.06.04
LOOP.Vol13 に拙文を載せていただきました。
或る終焉 の映画評です。
映画をご覧になってからご笑覧いただけますと幸いです。LOOP映像メディア学 東京藝術大学大学院映像研究科紀要〈Vol.13〉
- 2023.05.20
報告が大変遅くなりましたが、
2022年11月30日に第11回の新宿御苑セミナーを行いました。
遅くなりすぎまして当日の詳細は忘却してしまいましたが・・・睡眠というカテゴリーは、相談されることも多いお話しでしたので大変面白かったです。睡眠のメカニズムは患者さんへの小話として活用していければと思います。
というようなありがたいご感想をいただきました。
さて、11年継続してきた新宿御苑セミナーですが、
いろいろと考えさせられることがありまして、
今回が最後となるかもしれません。
しかしながら、新宿御苑界隈の、精神医学に対する理解を深めていただくという目的で始めたこの会を、
今後も何らかの形に変えて存続させていく所存です。
詳細が決定しましたら当HPで発表いたしますので、その際は何卒よろしくお願いします。- 2022.12.17
臨床精神医学に私達の論考が掲載されました。
本号は、とにかく、他の先生方の論考が素晴らしく、各々の臨床の技芸ともいうべき事柄を惜しみなく披露してくださっています。
私自身が勉強になると同時に勇気づけられもしました。- 2022.08.24
報告が遅くなりましたが、
2022年7月14日に東京都立桐ヶ丘高等学校にて健康講話を行う機会を得ました。
高校生の皆様にまとまった話をするのはこれが初めてで多少緊張しましたが、下記の様なありがたいご感想もいただきました。
今まで精神疾患、精神病について詳しく知らなかったけれど、今回の講話を聞いて少し詳しくなったような気がするし、少し興味を持ちました。
学校でこういう内容を伝えるのは素晴らしいと思いました。
精神疾患や精神科については未だ社会的に偏見が多く根強くあると思うのでこう言う講演は必要不可欠だと感じた。
精神的に辛くなるなら戦力的撤退をしなければならないと言う言葉は、自分に刺さりました。ですので、今の状況や環境を自分で見て考え戦力的撤退をできるように試行錯誤していきたいと思いました。
病院だからとそんなに重く考えず、相談場所の様な物としてもっと気軽に行ったり話したりすれば、精神疾患に対して適切な治療が普及するのではないかと思った。
また、
興味がない。
他人の意見や考えを一方的に聞かないといけないから 時間の無駄だと感じた。
等のご意見も頂きました(汗)。
そうかもしれないですよね、ストレートでいいです。高校生はこうじゃなきゃ!です。
- 2022.04.14
論考を掲載していただきました。今回は西條クリニック有志の皆さんとともに作成しました。
今までにお世話になった方々への感謝の気持ちを込めて書いたつもりです。
お時間のある時にご一読くださると幸いです。- 2022.01.28
報告が遅くなりましたが、
2021年12月1日に第10回の #新宿御苑セミナー を行いました。
言いたいことを盛り込んだつもりでしたが、痛恨の機器トラブルがあり多少お見苦しい点はありあました。
いろいろあったこの10年間を象徴しているようでした。下記の様なありがたいご感想もいただきました。
閉鎖病棟の話では、本質をついておりなるほどとつい声を出しておりました。
私自身の感覚がコロナ禍でマヒしているなと。立ち戻るきっかけになりました。
目の前の患者さんはどう考えているのだろう?という推測の幅がより大きく持てるようになりました。
閉鎖病棟の話が一番印象に残っています。「何も入ってこない」を安心感の標準にされている方は、身近な人にもいるので、とても勉強になりました。- 2021.11.26
10月31日 日本ストレス学会にて教育講演を行いました。評価の程はわかりません・・・。
- 2021.10.16
WEB版さいくりシネマテークを開始しました。隔週更新です。お楽しみに。
- 2021.04.22
拙文を掲載していただきました。お時間のある時にご一読くださると幸いです。
総説論文|疎外と平穏 統合失調症の病理とユビキタス社会の疎外- 2021.02.09
パープルデー東京2021に、西條クリニックも参加しました。
- 2021.01.21
1月18日に淑徳大学精神看護実習の講義をオンラインで行いました。
精神科臨床への招待というタイトルでした。
講義終了後は下記のような貴重なコメントを頂きました。自分は今まで情報を取ることを中心として話をしていたことがあったが、情報収集するにはまず相手に受け入れてもらえるように準備する事が大切であると分かり、今までの関わり方をもう一度見返してみたいと思いました。
また、看護展開を行なっていく際にも、教科書や資料をもとに正常・異常と考えるだけでなく、その人の状態や性格、発言からもその人はどのような人なのかを理解した上で、ケアプランを考えていく事が大切であると学ぶことができました。やはり精神科治療では患者との対話が重要であり、発言した言葉そのものを捉えるのではなく、言葉になっていない・発声されない言葉というのを、表情や仕草といった面から読み取っていくことが大切であると感じた。
同じ疾患を患っていても、年齢や住んでいる環境、今後どのようにして治療に専念していきたいかなどは、個別性があり一律ではないため、患者との関わり合いが難しいと感じても、試行錯誤しながらその人にあった関わり方を探ることが大切であることを学んだ。
不安がないことによって思い切った行動がとれて良い面も考えられるが、不安があることによって対処方法を考えられ安全に行動することができる面がとても大きいのではないかと改めて感じることができた。
精神疾患をもっている・いないに関わらず全ての人が受け入れることができる社会になるのは難しいが、精神疾患のことを知ってもらうために、地域の人々のような小さな単位から働きかけ、差別がなくなっていくとよいと思った。
精神障害への偏見やそれを生じさせている健常と言われる人々の生き方、健常状態の維持のために無意識に起こしている言動について、今日ほど深く考える経験をこれまでにしたことがなく、難しいと感じた部分が多かったです。看護する側にいる者も、各々の固定観念や偏見をどこかで持ってしまっているのだろうかと思うと、その状態に気づかずに患者さんと関わってしまうのは恐ろしいことだなと感じました。医学的な部分で解明されていないことがまだ多くあるということは「正解がない」ことに直結していると思いますし、「正解がない」対象者とのかかわりの中で、本人を主体としてその人にしかないその人だからこそ持っている力をどう大きくしていけるかを、生活背景などを踏まえて考え続け、目の前のことと一つ一つ向き合っていくことが大切ではないかと思いました。